2023年04月30日
第7回 能舞台フェスタ 今宮神社御旅所
大変お久しぶりです! 元気でやってます
今年から御旅所の能舞台の清掃奉仕活動に参加していますが
御旅所といえば今宮祭、5月6日に御旅所で
「能舞台フェスタ」が開催されます
私はそのイベントでボランティア参加します
御旅所内、露店がなくなり寂しくなりましたが
当日は「西陣の朝一マルシェ」が同時開催され
以前の活気が戻ります
このブログをご覧の方、ご来場をお待ち致しております
見かけたら一声、お掛け頂ければ幸いです。
今年から御旅所の能舞台の清掃奉仕活動に参加していますが
御旅所といえば今宮祭、5月6日に御旅所で
「能舞台フェスタ」が開催されます
私はそのイベントでボランティア参加します
御旅所内、露店がなくなり寂しくなりましたが
当日は「西陣の朝一マルシェ」が同時開催され
以前の活気が戻ります
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見かけたら一声、お掛け頂ければ幸いです。
2020年04月19日
西陣これが最後のさくら
コロナで混乱する中、西陣最後のさくらお伝えします
外出自粛が出てるのにえんま堂、聖天さんへ行きました
自分でも何がこうさせるのかようわかりません^^
ただ西陣が好きだから?なのでしょうね
途中、船岡山公園にも寄りましたが
意外にも家族連れで賑わってましたよ
やっぱり家に籠っているせいか散歩を兼ねた
気分転換でしょうね
では、まずえんま堂のさくらから・・・
ここは遅咲きのさくらで最後のスポットです
鐘撞堂の横から一面に満開です
こんなにたわわに咲いて満開です
次は聖天さんのさくら
ここは御衣黄桜で知られていますね
こう見るとあまり派手さのないさくらですが
近くでみると結構凝った花びらをしてます
さて、これでほんとに西陣のさくらはお終いです
今年はまずまず天候と時間が合ってほぼほぼ
西陣のさくらを見る事の出来た年でした
また来年、きれいなさくらが見られますように!
2020年04月12日
やすらい祭中止に思う事
やすらい祭が今年は中止となりました
もう近隣の方は以前よりご承知のとおりですが・・・
あぶり餅屋さんまでお店を4月中は休まれるとの事
施設にいる母を今年は連れて行こうと思っておりましたが
叶わぬ夢となりました
神社も傘だけは拝殿に飾られ神事は行われましたが
民衆には実感の湧くものではありません
せめてもとあぶり餅屋さんに祭の屏風が置かれてあります
母に行けない旨の連絡を電話で話すと
「戦争中みたいやなぁ、ほんまに」
と、認知症ながらも辛かった時代の思い出と被るのか
確かに見えないウイルスとの戦いが今行われていますが
内容はどうであれ自粛ムードに戦時中と変わりなく
戦争体験者にはそう感じるのかもしれませんね
たかがウイルスが社会・経済、世界中を巻き込み
いろんなところで影響を及ぼしております
いつか落ち着くだろうと安易な考えで拡大し
今や沈静化に躍起になる人類
ほんとに人間って、弱い生き物ですね
尊い命が多く奪われて重大性を再認識しては遅く
また、こうした伝統行事など多数が中断を余儀なくされ
お告げではありませんが
「人類よ!ええ加減にせよ!」と喝を入れられたのでしょうか
母の一言に考えさせられました。
2020年04月09日
西陣のさくら(おまけ編)
総集編でほぼ西陣のさくらを伝え終わりましたが
まだ遅咲きのさくらが少しあります
そして今回は「おまけ」?をご紹介しましょう
まずはライトアップできれいに映る水火天満宮の枝垂れ桜
枝垂れ桜にしては少し花が大きい感じがします
次は若宮神社のさくら
御旅所の向かいにある神社なんですが
裏の玄武神社に脚光を奪われ少し人気薄
境内中央本殿前にさくらがあります
全体を写すとこんな感じで・・、けっこう大きいでしょ
で、若宮神社の少し北の診療所には
こんなさくらの天井みたいなのもあります
その次は大徳寺駐車場の隣の公園のさくら
境内にさくらは少ないので諦めていましたが
意外にも入口にさくらがあります
ここもけっこう大きなさくらです
西陣にはまだまださくらスポットがありますが
今年は久々に網羅できる事ができました
あとはえんま堂のさくらあたりが見頃となりそうです
2020年04月06日
西陣さくら総集編(一部東陣あり)
先日、見頃を迎えた西陣のさくらを見て廻りました。
早足でご紹介します!
まずは西陣の北西、上品蓮台寺
今年はやすらい祭が中止の今宮神社境内のさくら
これだけではどこかわからない建勲神社のさくら
意外にも釘抜き地蔵さんにも枝垂れ桜がございます
街中のさくらは大黒町
本堂改築中の本隆寺のさくら
遅咲きで有名ですが今年はもう満開の西陣聖天のさくら
コロナの影響で子供がいない西陣児童公園のさくら
さくらでお出迎えの妙蓮寺のさくら
門前の枝垂れ桜は妙顕寺
その裏手に控えるは妙覚寺門前のさくら
北から南へと順にご紹介いたしました
今週で最後かな?
今年は暖冬の影響か少し早い西陣のさくらでした。
2020年03月27日
西陣千本商店街
今日は千本今出川を下がったところの商店街のお話し
千本今出川の南北に延びる商店街のうち
南の商店街、「西陣千本商店街」の現在を見ていきましょう
昔の話をしたら尽きる事のないネタですが
今はほんまにシャッター商店街に近い状態で
とても往時から想像がつかない状態ですが
ふと、降ろされているシャッターには絵が
描かれているのに気が付きました
最初は絵を書くのが好きな店主が描いたのか?
と、思っていましたが
何軒も描かれているのはなんで?
調べたら美大の学生が描かれたそうです
では、順番に見ていくことに・・・
看板が残っているので思い出すまでもなく
ふとん屋さんですね!
ここは・・・、記憶にございません!
ここは、婦人用品店やったと思います
ここも・・・記憶にありませんが
角地だけに2面描かれてまして
路地側はこんな絵になってます
ここも看板が残っていて婦人服店でしたね
ん~、ここも洋品店やったような気がします
ここは商店街の事務所ですね
最後のここも記憶にない・・・
順番に南に下がってご紹介しましたが
ご記憶のあるお店はありますか?
市電の廃線後、アーケードがあった頃が最盛期
そして、アーケードの撤去から転げ落ちるように
活気を失い現在に至っております
今はただの幹線道路・・・
また、次の機会にそんな昔話しを交えてお話しします。
2020年03月24日
あぶり餅
今日はあぶり餅のお話しをしましょう
西陣を語るには外せない話題です
西陣のソウルフードとか云われてますが
この呼び方はどうでしょうか?
如何なものかと思うのは私だけでしょうか?
このブログを読んで頂ければそう言えないと思いますよ
で、ご存知のとおり今宮神社東参道に向かい合って2軒ある
「かざりや」と「一和」であぶり餅が食べられますが
今宮神社参道の左に「一和」、右に「かざりや」という店がありますが
ちなみに左の「一和」は正しくは「一文字屋和助」と云います
2軒を比較しながらご紹介してみます
あ!まずは歴史から・・・
平安中期、一条天皇の子が疫病を患った時
疫除けの願いを込めてあぶり餅を供えたのが始まりで
これより今宮神社へ参拝した際は無病息災を祈り
あぶり餅を食べる風習となったそうです。
また、応仁の乱・飢饉の際、庶民に振舞われたと云われています
あぶり餅に関しては「一和」は「元祖・正本家」を名乗り
「かざりや」は「本家・根元」を名乗り相譲りません
ひょっとしたら、「本家本元」争いの元祖かもしれませんね
ですが、「一和」は長保2年(1000年)創業なので・・・
千年以上の歴史があり日本最古の和菓子屋とする説があります
また、店の奥に古い井戸があります。
衛生上の問題で現在は店内の別の井戸で
くみ上げた水を使っているそうです
一方の「かざりや」は創業して約400年とのこと
で、両家の間にはおもしろいといえば失礼ですが
暗黙の了解があります
たとえば・・・
・客引きは互いに中央の石畳には決して入らない
(石畳は神様の通り道だからだそうです)
・あぶり餅はどちらの店も11本500円でメニューは他には一切無し
(消費税が上がる度に値段を上げず本数で調整している)
・営業時間・定休日も同じく水曜日
・駐車場の台数も5台と同じなのである
(6台の時もありました)
長年の競争の果てから見出された調和点なのでしょうね
で、あぶり餅の内容として
一口サイズのお餅を炭火であぶり
京都でお馴染みの甘い白味噌ダレが付いている
竹串は今宮神社に奉納された斎串(いぐし)です
サイズが小さい上に飽きのこない甘さなので
11本くらいでは少し物足りなさを感じさせますね
原料は、お餅・きな粉・白味噌と砂糖を合わせたタレで
搗きたてのお餅を親指くらいの大きさにちぎり
それにきな粉をまぶし細く切った二又の青竹に縫うように差します
それを炭火で軽く焦げ目がつくほど炙ったら
白味噌のたれに浸して出来上がりですが
一和では調理する作業は女性限定とされています
素朴極まりないお菓子で、両方のお店のお餅にさほどの違いも
無さそうなのですが、微妙な餅の搗き方や焼き加減
味噌たれの配合の仕方などで味わいは異なります
最も味に影響のある白味噌も、それぞれ違うお店のをお使いで
「一和」さんが本田味噌本店、一方の「かざりや」さんが石野味噌
どちらも京都では有名な白味噌のお店です
さて、どちらが美味い?と云われ一和派とかざりや派に
別れますますが、これは味覚に対しての好みであって
食べ比べてもそう変わりはありません(私見)
最近はよく店内が混雑しています
空いている方で食べるのを選択肢として一考ください
書き足らない箇所もありますが実際に食べられたら
あ~、ささやんがあんな事を言うとったなと
思い出して頂ければ幸いです。